2015年製作
ストーリー度 ★★★
あらすじ
【森崎書店の日々」の菊池亜希子と、NHK連続テレビ小説「花子とアン」で注目された俳優・中島歩が、「できちゃった婚」することになり、結婚の準備を進めていく中で、それまで知らなかった相手のルーツを知っていくカップルを演じたラブストーリー。若手女性監督の岨手由貴子が、オリジナル脚本で現代的な男女の結婚事情を描いた。ともに28歳の緑と真生は、交際を始めて4年。すでにマンネリ状態になり、お互いに心の中で別れることも考えていたが、その矢先、緑の妊娠が発覚。行きがかり上、結婚することになるが、生まれも育ちもこだわりも全く違う2人は、一緒に住むことになっても揉めてばかりで……。】引用映画.com
すでにマンネリ化したカップル。
マオは妊娠が発覚し、もうすでに妊娠周期的におろせないミドリに聞きます。
マオ「結婚・・・するよね?」
ミドリ「う~ん。。」
がしかし、お互いに秘密にしていることが。
ミドリはそりの合わない、嫌いな姉のこと。
マオは自分がまだ小学生もいかないくらいの年の時に離婚したお父さんのこと。
形式上、結婚するうえで挨拶の際にお互いの家族の隠したい悩み、自身の隠したい過去、ルーツなどが浮き彫りになっていきます。
そしてビミョーに大学時代の元カノと浮気しそうになったりするマオですが。。。
マンネリ化してる二人ですが、お互いの知らなかった事実を知るうえで、二人は近づいていきます。マオはどちらかというと、のんびり、優柔不断、相手任せであまり自分の意見を言わないタイプの男の人。ミドリは自分の言いたいことははっきりしていてバンドが好きだったり個性的なタイプの女の人。
後半、
マオは実の父にどう思われていたのか発覚した際に、悲しげにミドリにこう言います。
「いつも想像していたことと違うことが起こってしまうんだ。期待していたことと反対のことが起こってしまう。」
ミドリ
「私は大丈夫だよ。なんも起こらないって。」
菊池亜希子さんといえば自身も編集長を務める『マッシュ』で有名ですが、
今作のファッションも可愛い!
主人公のミドリの雰囲気にぴったりでした。
トーキョーで生活する、今どきの夫婦の始まり。
そしてなんとも可愛らしい二人の映画。
結婚ていいなあと思わせてくれる映画です。
是非。