ARVE

RAIN

Director / Cameraman / Edit : kanae hukuyama

作成年月日:2022年7月

制作期間:2週間

・コンセプト

雨がテーマ。4Kで雨の美しさと相反して雑踏に降る雨の冷たさ、排他感を映像で切り取ることをテーマにしています。オープニングはビニール傘に滴る雨をAfter Effectsのトラックマットで切り抜き、particleで雨が滴る表現にしました。新宿駅の信号はタイムラプス、歩道橋の窓に伝う雨の向こうに広がるビル群、都会の路地に降りしきる雨と音、横浜の坂道の路地に生える木々に伝う雨はPremire Proでスローモーション、カラーグレーディング、音の編集をしています。

・企画

日常に降りしきる雨の表情と雨の冷たさ、排他感を映像で切り取ることをテーマにした作品です。ある梅雨の時期の雨の日、都会の路地に降りしきる雨を傘越しに見つめ、電車に乗り、新宿駅に降りたつ。新宿駅の歩道橋の窓に伝う雨、その窓越しから広がるビル群、都会の裏路地に降りしきる雨と飲食店に飾られたシャンデリアに滴る雨の表情。再度、ビニール傘に伝う雨を通して見るのは路地の掲示板に張られたビリビリに剝がれそうになっている広告は都会に降る雨の冷たさと排他感、その排他の中から生まれる雨の美しさを表し、そこから、家路につくまでの坂道と木々を再度ビニール傘に伝う雨を通して見つめ、雨は容赦なく冷たく降るが地面に染み込み、木が生え、自然のサイクルが0から始まる。

・使用ツール

Premire Pro(オフライン編集、カラーグレーディング、音編集) After Effects(オンライン編集)